面白さを探求するブログ

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体験した超常現象についての記録

人生で一度だけ超常現象を体験したことがある。

記録しておかないと完全に忘却してしまいそうだったのでここに記録しておくことにする。

 

それは当時小学3~6年生くらいのできごとだった。

晦日の夜、テレビで超能力特番を見ていた。

出演している超能力者とされている者が「今から視聴者の眼の前にあるスプーンを曲げてみせるのでテレビの前にスプーンを置いてほしい」と言っていたので、自分は急いでスプーンを持ってきてその通りにした。

小学生だった自分は超能力の存在を半信半疑だったのでワクワクしながらスプーンが曲がるのを待ち続けた。

そのスプーンが曲がることはなく、ガッカリした自分は用済みになったスプーンをテレビの上に置いて、一旦リビングに行くことにした。

数分後か数十分後に戻ってみると、テレビの上に置かれたスプーンが曲がっていた。

 

家族が自分を驚かせるためにやった可能性はないと言い切れる。

 

まず、その部屋には自分しか出入りしていなかった。

祖父母の家でそのテレビ番組を自分一人で見ていたが、他の家族は皆別室のリビングに集合してたしか紅白歌合戦を見ていた。超能力番組が映ったテレビを見ているのは確実に自分一人で、その部屋には自分しかいなかった。

気づかない内に実は誰かが出入りしていた可能性は完全には否定しきれないが、自分の家族は生真面目な人間ばかりで、自分を驚かせるためにそんなドッキリをする性格の人間はいない。

 

さらに、もし仮にいたとしても、スプーンの曲がり方が異様だった。

普通スプーン曲げは、曲げやすさからして取手に対して垂直方向に曲げるが、そのスプーンは捻じるようにして曲げられていた。

しかもそのスプーンはかなり頑丈な造りで、たとえ垂直方向であろうと工具でも使わなければ簡単には曲げられないほどのものだった。

自分を驚かせるためなら一番曲げ易い垂直方向の曲げでも十分なのに、捻じ曲げるとなれば何らかの工具を使わなければ不可能。

 

ネジ曲がったスプーンを発見した自分は大騒ぎして家族に報告したが、結局誰もドッキリだったと名乗り出ることはなく、今に至るまで謎のまま。

 

というわけで、この件に関しては個人的な感覚では超常現象の可能性がかなり高いとみている。